ご訪問ありがとうございます。
売りたい土地が売れない方へ、少しでもお力に慣れればと思いつづらせて頂いております。
私は実際に不動産を売るまでに、かなり苦労しました。
特に売れない期間が長すぎたので、その間は地獄のようなプレッシャーと戦ってました。
最終的には、二つの大きな不動産を売却しました。
という事で、反省も踏まえてお伝えしていきたいと思います。
大きなポイントは3つです。
- すぐに売れるだろうと過信していた
- 土地が広すぎて、購入先が中々見つけられなかった
- 複数の不動産と比較してこなかった
まずは大前提として、不動産が売れない理由はその土地の立地条件だけではないという事です。
この部分から、説明させてください。
不動産が売れない理由は土地の価値だけではありません!
不動産が売れなくて困っている友人に、実際に売却した私に相談された時の事です。
どうやったら土地って売れるの?立地が悪いのかな?結構場所はいいと思うんだけど・・・
今は一括査定サイトがあるから、そこで査定してみたらいいよ。まずはそこからだよ。
2つの不動産を売却した私が強く感じたのは、不動産の売却できる本当の理由は「出会い」です。
納得できる不動産会社や担当さんに会うのは、なかなか難しいです。
土地を売る為の行動というのは、その可能性を上げるために努力をすることだと私は考えています。
彼の話を聞く限り、土地の立地条件は申し分ありませんでした。
所謂ベッドタウンと言われる場所で、土地付き中古の戸建てとしても売れそうな感じです。
更地を条件に販売する事だってできそうでした。
しかし、彼は地元の不動産に販売を依頼してましたが、一社のみに任せているとの事でした。
しかも、話を聞く限り専任契約でもなく一般契約の様子でした。
私が考える彼の状況はこうでした。
「不動産屋さんにお願いしたから大丈夫!これで土地が売れる!」
私も経験したから分かりますが、それだけでは売れるまでに時間がかかってしまうでしょう。
仮にすぐ売れたとしても、他の不動産屋さんに依頼してればもっと高く販売できたかもしれません。
不動産を売る為には、ある程度の知識と流行りも理解しなければなりません。
その為には、自分の土地がどれだけ評価をされているのかを知らなければ前に進めません。
それを踏まえた上で、一括比較サイトを紹介してあげました。
これなら、査定額がはっきりわかります。あくまで目安です。
細かい条件の話をすると値段は下がると考えた方がいいと思います。
加えてこうアドバイスしました。
査定額の高い順から候補にしたほうがいい。もし、担当さんと直接話せるなら話して詳しく聞いてみるといいよ
このアドバイスの真意は改めて説明させていただきます。
不動産の査定額が高い順から選ぶ理由は?
まず多くの人が知らないと思いますが・・・
不動産屋さんには、得意なジャンルがあります。ざっと挙げるとこんな感じですかね。
- アパート管理
- 土地販売
- 土地建物活用
- 投資物件販売
- マンション販売
もっと細分化して得意分野があると思います。
例えば、アパート管理が得意な不動産屋さんに土地の販売を依頼しても売れる可能性は低いわけです。
しかも、この得意分野は素人は簡単に判断する事はできません。
なので、査定額で見極めてみるのです。
高い価格を提示するという事は、それだけ売れる自信があるのです。
まずは、より多くのコンタクト先を見つけなければ、選ぶこともできません。
是非、自分の土地の魅力を最大限に活かせる不動産屋さんを見つけてください。
実は、私が不動産屋さんに得意分野があると知ったのは、土地を売却すると心に決めてから7年以上経過した時の事でした。
最初から言ってくれよ!とどれだけ嘆いた事か・・・
不動産の担当者とは積極的に電話で話すべき!
土地を売る側は、そのほとんどが素人だと思います。
私は、法学部を出ていたので土地関係の法律は分かってましたし、実際に知識はある方だと思ってました。
しかし、土地を売る実務の話は聞いても全くわかりませんでした。
営業の電話が来ることを嫌煙して、査定の申し込みを躊躇する方もいるそうですが・・・
厳しい事を言わせていただくと・・・それすら面倒に感じていたら、土地は売れません。
蛇の道は蛇に聞け!です。
最近では、ウェブの情報も色々ありますから、それを読んで知識を得た風になることも多いですが、実際の話は結構違いますし、余計な情報も多いです。
予備知識は必要ですが、ウェブで一生懸命調べるより、専門家に電話で聞いた方が早く解決しますよね?
周りの知らない人に相談するより、専門家です。
しかも、日常に生活をしているだけでは、複数の不動産会社から話が聞けるチャンスなんてありません。
ここは行動あるのみです。
トロトロしていると、私の様に情報をつかむのが遅れ、後手後手に回ってしまいますよ。
ここからは、私の実際の当時の状況も踏まえてお話ししていきます。
土地が売れるまでの期間はどのくらい?
私が初めて土地を売却した時のお話です。
会社を経営してましたが、会社の蓄えもなくなりつつあり、自宅の土地を売却しようとしていました。
借り入れの支払いに補填しようと考えていました。
親からの相続で得た土地ではありましたが、兄弟とともに相続しました。
しかし、兄弟仲がいいわけではなく・・・離れて住みたいと言うのは前々から感じていた事なので、いいタイミングだなと考えた訳です。
自分で言うのもなんですが・・・立地条件はかなりよく、土地も広かったです。
土地の売却には、友人が不動産会社に勤めていた為、そちらにお願いしていました。
しかし、いつまで経っても連絡が来ません。
若干時間がかかるとは思っていましたが・・・
最終的には、売れるのが決まったのは、それから15年後です。
当時の私をきつく叱ってやりたいです。
土地は簡単に売れると思ってました。過信してはいけません。
あなたが予想しているより、時間はかかるものと想定して、早めに動くべきです。
15年間の固定資産税は、泡に消えたわけです・・・
土地が大きすぎると売れない?自分の判断では分筆しない事!
土地の売買系の悩みのサイトを見ていると、分筆をオススメするサイトも少なくないですね。
実際に、私も悩みました。
不動産会社に勤めている友人からも、土地が大きすぎて買い手が見つからない・・・とぼやかれた事もあります。(これは先の得意分野の部分で解決はしましたが)
ウェブ上の情報だけを見て、個人の判断で決めてしまうと危険です。
需要と供給がある訳です。
分筆すると土地の価値が下がる事だってあります。その逆もしかりです。
実際に、当時の担当者に「分筆しませんか?」と提案された事がありますが・・・
分筆のデメリットは、やはり土地が残ってしまう可能性があることです。
いい形で分筆できればベストですが、私の自宅の土地はそうではありません。
道路に面した部分の土地は狭く、奥行きがある土地でした。
そもそも、兄弟と土地関係の話でこれ以上揉めたくなかったという所が、正直なところです。
多少時間がかかるのを覚悟して、分筆せずに売りました。
担当者の方は「分筆した方が売りやすいです。」とおっしゃっていたので、そうなんでしょう。
これが、土地を売るのに時間がかかった一因だと感じています。
最終的に自宅の土地は、マンションを建設したいと言う不動産会社に売却が決まりました。
大きい土地のままだったからこそ売れた!という感触です。
分筆してたらどうなっていたでしょう?
土地の形がよかったら・・・と当時は思ってましたが、今でも分筆はしなくてよかったと感じています。
一括査定サイトで複数の不動産会社から査定を受けるメリットは?
デメリットが思いつかないのですが・・・
心配なのは、やはり営業電話が多くなり煩わしそうとか、個人情報の入力には抵抗があると言った所でしょうか?
まず、営業の電話は受けるべきです。話を聞かないと前に進みません。
営業の電話を希望しない旨を先方に伝えてもいいと思いますし、しつこいくらい同じ業者からかかってくるようなら、着信拒否なり電話にでない方法はいくらでもあります。
30年前にはこんなサービスが無かった(私が気づいてなかっただけかもしれない)ので、うらやましい悩みです。
個人情報の漏えいは確かに心配です。
しかし、ほとんどの比較サイトが大手の不動産会社と契約しており、個人情報の保護対策はしているとしています。
起きる可能性がどれだけあるのかわかりませんが・・・起きない事を心配しすぎて、行動ができない事の方が心配です。
土地を売るには、とにかく行動あるのみです。
こんな些細な事で心配していたら、どんどん売れ残ってしまいますよ。
さて、不動産会社が得意分野があると気づいてからの私ですが・・・
きっかけは、不動産のコンサルタントの方に偶然お話しを聞けた事にありました。
その方に色々と紹介して頂いて、名前を聞いた事もない企業からも沢山のオファーをいただく事となりました。
この得意分野があると知らなければ、銀行への支払いに対応できずに、倒産し、借金の支払いに二束三文で土地を奪われていたかもしれません。
そう考えると、本気でゾッとします。
勿論、地元の不動産会社が悪いとは言っていません。
扱う不動産によって様々だという事です。
しかし、地方の方が、大手の不動産会社がどういう値をつけているのか?を知るにはこういうサービスを使用するしかないですよね。
ウェブの手続きに抵抗がある方でも、一度は査定してからその結果を持って相談する事をお勧めします。
色々と厳しい口調でも、綴らさせていただきました。
私と同じ様に、時間を無駄にしてほしくない為にあえて強調したつもりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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